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テントサウナに必要なもの。あわせて買っておきたい、用意したいグッズ

投稿日:2021年1月29日 更新日:

サウニャー
サウニャー

最近、念願のテントサウナを購入いたしました。しかし実際はテントサウナを買っておしまいではなく色々と準備するものが、、これから購入を考えている方はご参考にしてみて下さい。

テントサウナとは

その名の通りテント内にサウナストーブ(薪式)を設置し、ロウリュをしながら楽しむサウナです。

元々フィンランドでは軍人が戦争の際にもテントサウナを持参しており、
その疲れを取っていたそうです。

そんなテントサウナですが、サウナブームが来て現在施設や企業、個人でもテントサウナのレンタル、販売、イベントなどがここ2,3年で日本国内でも増えてきてます。SNSでも沢山の投稿を目にすることが多いと思います。

良さとは?

普段入る施設のサウナとは違う
自然の中、ビルの屋上など非日常の中でのサウナはまた別格です

是非未体験の方も一度はご体験いただきたいと思います。


以前私が体験したテントサウナはこんな感じでした。


まずはテントサウナを買おう

まずはテントサウナを買うところから。
現在販売しているテントサウナは全て海外からの輸入品です。

モルジュ
モビバ
サボッタ

が主な3大テントサウナメーカーといってもいいでしょう!


アウトドア、ストーブなどに詳しい方は
テント、薪ストーブを駆使してご自身で作成も可能でしょうし、
その方が費用も抑える事が出来ます。
ただ、自作の場合は安全性には十分お気を付けくださいませ。

テントも不燃性のものだったり、ストーブも火の粉が飛び散らないものだったり一酸化炭素の事や、サウナストーンなど
十分に調べた上で作成しないと火事、やけどなど色々な問題となりえるからです。
また作成してはじめて保温性や熱くなるまでの時間などがわかります。

私は費やす時間と安全性から購入しました。


では各テントサウナの特徴を簡単ですが、ご説明いたします。

モルジュ

ロシア製の断熱材入りの3構造のテントにインテントのサウナストーブを使用
短時間で120度まで到達する。また出入り口もチャック式で熱を逃がさないようになっています。※チャックの故障が割と多いみたいです。
熱さ重視の方へのオススメのテントサウナです。
人気ナンバーワンです。ちなみにサウナストーンはセラミックは使用できません。(ケルケスなど)
テント:9kg
ストーブ:17.2kg
テントサイズ:W205×D205×H195(㎝)
値段:176,000円(定価)

購入はsaunacampのサイトより
https://saunacamp.net/shop/tent/

モビバ

こちらもロシア製のテントサウナです。
モビバは価格とテントが簡単という点で人気のテントサウナです。
モビバは2種類のテントサウナがあります。

1.バックパックサウナ

バックパックサウナはスチームサウナになっています。ロウリュは出来ませんが無理なく発汗することが出来ます。

その魅力はストーブ、テントすべて込で13kgでリュックみたいに収納できるので、持ち運びが楽という点です。

サイズ:W170×D170×H170cm(煙突、スカート含まず)
総重量:約13.0kg(うちストーブ7.8kg)
セット内容:ストーブ、ストーブ収納袋、煙突、テント、バックパック、ペグ、ペグ収納袋、自在金具付き張り綱、リペア用生地
定員:2名
ウォータータンク容量:10.5L(許容給水量9.0L)
定価:¥115,000(税込)
サウニャーショップでも販売しています。
https://saunya.official.ec/items/54809957

2.モバイルサウナ

ファイヤーサイド公式サイトより引用

こちらはロウリュが可能で、出入りがモルジュのチャックとは異なり押すだけで出入りできる入り口は魅力的。
温度はロウリュで調整できます。

サイズ、重量共にバックパックサウナより一回り大きく、重たくなります。


テント:7.6㎏
ストーブ:16.8㎏
テントサイズ:W200×D200×H195cm
値段:148,500円(定価)
https://saunya.official.ec/items/54810572

サボッタ

メトス公式サイトより引用

こちらはフィンランド製のテントサウナです。
元々は軍用で使用されていたものを一般化したものです。
サイズも2,3人用の小ぶりのものから10人以上は入れる大きめのものもあります。
実際6人用を体験した結果としては温度が¥調節が大変、設営が大変という印象でした。温度は60度~ロウリュをかなりやりましたが、すぐ冷めてしまう、他のテントサウナに比べてガッとくる印象ではありませんでした。
【4,5人用Smallの場合】
テント+ストーブ:34kg
テントサイズ:D200 X W230 X H200cm
値段:不明(定価)サウナストーン20kg付き
スカイスパのオンラインショップだとテントのみで170,940円(税込)で販売しています。
ちなみに日本の代理店はメトスとなっております。

ちなみにアマゾンで安く販売していたのがこちら

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私はアウトドアの知識もないですし、時間もかけたくなかったので、体験して感動したモルジュを買いました!!

Saunacamp公式サイトより引用

テントサウナ以外に必要なもの

いよいよテントサウナを購入しましたが、それだけではサウナは出来ません。
その他に必要なものにはこちらがあります。

  • 薪(その都度必要)
  • 斧やハンマーなどの工具
  • テント内の椅子
  • サウナストーン(年に1度くらいの交換が必要)
  • ロウリュ用の柄杓と桶
  • 温度計、湿度計、一酸化炭素チェッカー
  • ととのい椅子
  • ビニールプール(川や水風呂がない場合)
  • おもり(コンクリート上で行う場合)
  • サウナハット、サウナポンチョ

薪も種類は豊富にあります。
大きく分けて針葉樹と広葉樹です。
燃え方に違いもあります。

針葉樹

スギ、マツ、ヒノキなどが代表的で、葉が針のように細く尖っている木のことです。広葉樹よりも値段は安いです。
メリットとして油分や空気を多く含んでいるため燃えやすいです。
最初の火がある程度できるまでは針葉樹がお勧めです。
しかしデメリットとして燃えやすい分、持ちが悪いことと煙が多く出ます。
もしお庭やビルなどで行う際には周りへの配慮をお願いいたします。

広葉樹

コナラ、カシ、ケヤキなどが代表的で値段は針葉樹の1.5倍くらいします。
特徴は針葉樹の全く逆となり、メリットとして火の持ちが良いことと油分がヤニが少ないため煙が少ないです。
また火持ちが良いので、安定して使用できることが出来ます。

薪に関して気を付ける点
  • 乾燥しているものを使用する事
    湿気があると火の付きが悪くテント内を温めるのに時間がかかってしまいます。
  • ストーブに入るサイズを確認しておくこと
    ほとんどのテントサウナ用のストーブは長さ40㎝に対応しています。
    薪にも太さにも種類があります。あまりにも太い薪だとストーブ内がパンパンになって中々火が付きにくくなるので、最初は細い2㎜くらいの期から入れていき、次に5㎝~7㎝くらいの薪を入れていきましょう。
  • 一束10~12キロ(お店により決まりがない)で使用頻度や休憩時間にもよりますが、たき火からサウナ4回転くらいを見ておいたほうが良いです。

着火剤

テントサウナをセットして、ストーブもセットしていざ火入れです。

しかし最初火を大きくするのはアウトドア慣れしている方なら簡単かもしれませんが、
やりなれていない方にとっては難しいと思います。。

そこで、着火剤を使用する事をお勧めします。

薪をストーブ内にセットし真ん中に着火剤を入れて点火するだけです。
約15分間燃焼するので、その間に薪に火がついていきます。

ご注文はこちら
https://saunya.official.ec/items/53637590

斧やハンマーなどの工具

薪をたき火用の細い薪も購入しているなら必要ありませんが、
ワンサイズの薪を購入した場合は自身で薪割を行い、たき火用に細かくする必要があります。
その際は斧と薪割用の工具があると便利だと思います。

これはホームセンターやアウトドアのお店でも売っていますがどれでもよいと思います。握りやすい、降りやすいなどで選ばれたら良いと思います。

薪割用の工具

キンドリングクラッカー

こちらはニュージーランドの13歳の女の子が薪割で怪我をしたお母さんの為に考案した薪割用のアイテムです。
なんと優しい(笑)その為女性でも簡単、スピーディーに薪を割ることが出来ます。

薪サウナストーブも最初の方が細い薪を利用し、火を安定させる必要があります。
岩に置いたりして行うのも中々大変なので、こちらは簡単でスピーディーで安全に薪割をすることが出来ます。

お子様も一緒に出来ます。

ついついハマってしまう方も多いようです。
使い方は一度手を添えながら軽く薪に食い込むように叩き、そのあとはハンマーで一気に。

ご注文はこちら↓

サイズは2種類あり薪の大きさにより適正が変わります。

(小)キンドリングクラッカー(太さ14cmまで、長さ25~50cmの薪に対応)
https://saunya.official.ec/items/53657430

(大)キンドリングクラッカーキング(太さ18cmまで、長さ30~60cmの薪に対応)
https://saunya.official.ec/items/53657209

手袋

こちらは耐熱性の手袋が必要になります。
薪をくべる時もそうですが、テントサウナのストーブは取っ手の部分が熱くなります、またモルジュの場合はテントの出入り口のチャックもかなり熱くなりますので、必須となります。
撤収時の煙突などもやけどの恐れがあるので、必ず用意した方が良いと思います。
お求めはこちら
https://saunya.official.ec/items/53634315

火ばさみ

燃える薪を移動させたりするのに必要な火ばさみ。こちらも必須です。

火かき棒

テントサウナが終わった後は燃えている薪、燃えカスを書き出さないといけません。

火ばさみだと小さい燃えカスなどは書き出せないので、火かき棒も必要になります。

火かき棒と火ばさみが一体化したアイテム

火ばさみ、火かき棒が一体化した画期的なアイテムです。
つかむ、かえす、くだく、ならす。
薪ストーブの燃焼管理に必要な4つの動作が1本で行えるのがこのファイヤーバードです

ファイヤーバードはこちら(サウニャーショップ)

火消壺

テントサウナを終える時に灰やまだ燃えている薪を処理するために必要なのが火消壺です。

バーベキュー場などでは、灰を捨てる場所もありますが、川沿いなどで行う際には火事の原因にもなりますので、準備しておいた方が良いでしょう。

テントサウナ内の椅子

こちらも必須になります。
テントサウナ内は床はないので、椅子を用意する必要があります。
熱は上のほうに行きますので、高さのある椅子のほうが体感は熱くなります。
結構テントサウナは足元が冷えてしまいがちですので、あぐらをかける、体操座りが出来るサイズにするか、高さのある椅子を選ぶのをお勧めします。

木が熱を帯びにくいので、良いですが重量が結構あるので持ち運びなどが大変になるとは思いますが色々種類をご紹介します。

まずは木製の折り畳みがこちら


こちらはかなりコンパクトになりますし、耐荷重180kgなので使い勝手が良いと思います。また高さ調整が出来、最高で45㎝まですることが出来ます。



私が使用しているのはこちらです。
高さと座る面積があるので、こちらにしました。
値段も安いので(笑)

あとは2人用やあぐらをかいたりするにはこのくらいの横幅は必要になります。
ただ、耐荷重が120kgとなっておりますので、くれぐれもご購入の際は
お気を付けくださいませ。

外気浴に必要なととのいチェアー
やはり一番人気はコールマンのインフィニティチェアー

取っ手が付いているのも持ち運びがしやすいです。

サウナストーン

こちらはロウリュをするなら必須です。
香花石(サウナストーン)は火成岩の一種で、フィンランド全土(主にバルト海またはボスニア海の海底から採取されたもの)から
採掘されるもっともスタンダードなサウナストーン、橄欖(かんらん)岩、斑糲(はんれい)岩、閃緑(せんりょく)岩、深成岩(花崗岩)の一種です。

キャンプ場などでその辺にある石でロウリュは爆ぜる場合がありますくれぐれも使用しないようにしてください。

ケルケス

セラミック製の耐久性とロウリュを考えられた凹凸が特徴です。

モルジュのサイトにはケルケスの使用はやめてくださいと書いておりましたが、サウナストーンの専門家によると使用しても問題ないとの事でした。

しかし2022年に内部に水が浸透している状態で急激に加熱されると、気化により蓄積された圧力が一気に解放されて破裂することが確認されました。事によりリコールの対象となり、現在は販売が少なくなっております。

香花石

10キロで少ないと思われる場合は20キロをご購入くださいませ。
またサウナストーンの設置ですが、ストーブとの接地面が多いように置いたほうが熱伝導が早いので、より早くサウナストーンを熱することが出来ます。


ファイヤーサイドのサウナストーン

次にこちらは薪ストーブやアウトドアグッズを販売するファイヤーサイドさんが開発された
メイドインジャパンのサウナストーンです。一個当たりタテヨコ7㎝で熱さが4.1cmというコンパクトなサイズの為
ストーブ周りに隙間なく敷き詰めることが可能です。
37個入り(サウナ)で重量が約11.5㎏です。ファイヤーサイドのロゴが彫られています。

サウニャー
サウニャー

ちなみにサウニャーはファイヤーサイドさんの代理店となりましたので、サウニャーショップでもお求めいただけます。

ご注文はこちら(サウニャーショップ)
https://saunya.official.ec/items/53635158

サウナストーンに関してはこちら

ロウリュ用の柄杓と桶

こちらもロウリュには必要です。
ホームセンターでバケツ、柄杓は安く販売していますが、せっかくここまで来たなら雰囲気のある柄杓と桶を選ばれてもよいと思います。


雰囲気のある木製の柄杓と桶


雰囲気はあるんですが、木製の柄杓だとあんまりアロマ水がすくえないので、何回もロウリュを行う必要があります。

実用性重視ならこちらのセラミックの桶と柄杓。

その他には銅で出来た柄杓、桶もあります。
こちらはファイヤーサイドの担当の方が何度も何度も繰り返し試行錯誤を行い
繊細な水落ちを楽しむために、穴の大きさ、形、数、間隔、位置などを調整したロウリュ専用ひしゃくです。

ロウリュ音も気持ちを高めるために重要です。そんなこだわりの柄杓。
人気の為、入荷待ち状態ですが、予約購入は可能です。

ご注文はこちら(サウニャーショップ)
https://saunya.official.ec/items/53628906

ロウリュ用アロマ

有名なアロマはこちらRENTOのサウナフレグランス
パッケージもおしゃれな雰囲気です。

その他にはロウリュアロマ水

こちらは薄めずに直接サウナストーンにかけていただく事も出来ます。

香りはヒノキとクロモジの2種類があります。

ご注文はこちら(サウニャーショップ)
https://saunya.official.ec/items/53632507

温度計、湿度計、一酸化炭素チェッカー

一酸化炭素チェッカーは必須です。
生命にかかわることなので、こちらは利用される方の為にも用意しておきましょう。値段もそんなに高くありません。
またサウナーであれば温度計と湿度計も必要でしょう‼

一酸化炭素チェッカー

そしてサウナーには必須でありテントサウナ内の温度調整にも必要な温度計&湿度計

サウニャー
サウニャー

コツコツとお金がかかってきます。が、必須なものです。
一度買えばよいものがほとんどなので、我慢しましょう!!

ととのい椅子

こちらもサウナ、川とくれば外気浴!!
自然の岩、地面で寝るのもよいですが、よりリラックスしてととのいたいですよね。やはり人気なのは角度調整が出来、宙に浮いているような感覚を味わえる
インフィニティチェアーが人気です。

アウトドアブランドのコールマンが作っているため、折り畳みが出来、持ち運び用の取っ手までついているので、持ち運びは簡単です。
一脚1万はしますので、またまた追加投資にはなりますが、せっかくなら外気浴も気持ちよく味わいたいですよね。

ビニールプール(川や水風呂がない場合)

サウナに入った後は自然の中であれば川に入ります。

しかし自宅の庭や近くに川がない場合はビニールプールがあるとよいでしょう!!せっかくのテントサウナで汗だくになった後はやっぱり水風呂で温度を下げてととのいたい。。。

安いビニールプールもありますが、それだと空気を入れたりが面倒です。
スペースにもよりますが、せっかくなら大の字で入れる位の大きさが良いですよ

おもり(コンクリート上で行う場合)

こちらは主にペグが打てないビルやアスファルトの上でテントサウナを行う際に必要になるものです。また風の影響なども受けやすいので、しっかりと固定していないと火事などの危険性もあります。

土嚢などでもよいですが、常時重たく持ち運びが大変です。
そこでオススメなのが注水式のおもりです。

こちらであれば、水道があれば使用する時だけ水を入れおもりになるので、女性だけのテントサウナなどでも安心してご使用いただけます。

サウナハット、サウナポンチョ

こちらはテントサウナ内はあまり広くないため、ロウリュを行った際にガッと蒸気と共に熱波が顔に当たります。一瞬で熱くなるので、サウナハットをかぶった方が何もかぶらない状態よりも楽になりますので、あるとよいと思います。

サウナハットに関してはこちら


また川は温度調整が出来ないため、夏ならそのまま上半身裸でも良いのですが、秋、冬になると12,3度、冬だと5度とかになりますので、その後外気浴をする際、した後はあっためたほうが良いです。
その時に楽なので、サウナポンチョです。素材も色々とありますが、
頭からかぶれるのでそのままBBQをやったり準備段階で着ておくのに便利でしょう!!


個人的に周りの方の評判がよく気になっているのが、
今治のタオル地で作っているサウナポンチョです。
値段は結構しますが肌触りがめっちゃいいらしいです。

サウニャー
サウニャー

支払いが終わったら私も買う予定です(笑)


まとめ

テントサウナは必要なものも合わせると20万くらいの費用はかかります。しかし消耗品は薪、サウナストーンくらいなので、出費はありますが、大自然で行うテントサウナはぜひ皆様にも体験いただきたいです。

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サウニャー
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  • この記事を書いた人

サウニャー

中学生でサウナと出会いサウナ暦20年。 『サウナを日本人の習慣にする』という目標に向け、日頃サウナの色々な情報を発信しています。 サウナ初心者の方への魅力、マナー、入り方などの記事も書いてます。 広島のサウナはすべて行く予定です。広島のサウナ記事、是非ご覧ください。

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