念願の自宅用にサウナを設置しました。実際に使用してみて気付いた点など読んでみて下さい。
目次
自宅用サウナを作ったきっかけ
私は中学の頃よりサウナに入っていました。独身時代は週3,4で通っておりほぼ生活の一部となっていました。
その後結婚し子供も出来以前のように通うのは難しくなり1か月に1,2度程度になりました。
そして子供も増え引っ越し(マイホーム)を考えるようになりました。
そこで、建売りを購入しようと色々見ていたのですが、中々場所と家の希望の物が見つからずそのままアパート暮らしでした。
ちょうどその事を両親と話していた時に「我が家も築35年経ちあちこちボロが出てきとるのもあるし、横の土地(駐車場)もあるけん、2世帯の戸建てをたてようか!?」という話になりました。
そこから注文住宅でのマイホームづくりが始まりました。
ホームメーカーに間取りをある程度は自由に設定が出来ると聞き
「これはサウナを作るしかない!!」
と決意しサウナの設置を決定し色々と調べていきました。
家庭用サウナを作るのに色々出来合いのサウナ、ストーブ、小屋を作る大工など色々話を聞きました。
こちらは過去に執筆した色々調べた時の記事です。
自宅用サウナのメリット
メリットは今のところいっぱいありますが
1.1人で他人を気にすることなく好きな時に好きなだけ入れる事だと思います。
施設だと他人の目、人の出入り、他人の会話、他人のマナーの悪さなど
気にしなければ問題はないけど、気になる事もあります。
無駄なところで精神的に気を使ってしまうのもリラックスしに行っているのに出来れば避けたいもの。
家庭用であれば自分しか利用しません。
サウナに入ろうと思い、温度を設定しスイッチを入れます。
だいたい40分位すると90度近くになります。
そうすればすぐに入れます。水風呂も入るなら同時にためておくと良いと思います。
2.温度、明るさ、音楽、香り、ととのい椅子、水風呂など自分の好きにカスタマイズできる
これは皆さんのサウナに対する自分の一番良い環境はバラバラかもしれませんが、
私は暗めで小さめの音量のBGM(ヒーリングミュージック)癒される香り、寝るよりも座るタイプの椅子、適度な風のある外気浴が好みです。
これはすべて自分でカスタマイズできます。
サウナを楽しむ9つの条件と環境はこちらの記事をどうぞ
3.サウナ入浴料の節約
単純に施設に行かなくても十分満足します。もちろんたまには広々とした施設サウナも良いですが、
行く回数は大幅に減ります。
ランニングコストも基本は電気代で、1時間の使用で約30円との事。
施設が1回7,800円と考え週2,3回と考えるとかなり出費は抑えられます。
4.サウナを出て即ビールを飲める
こちらは施設でももちろん飲めますが、裸のままパンツ一枚のまま。
もしくはととのい椅子に座りながらビールを堪能することが出来ます。
5.ととのいから5秒でベッドへ
サウナで気持ちよくなった後は眠気もやってきます。
そんな時家庭内であれば、ととのい後その足で5秒でベッドに行ってそのまま気持ちよく睡眠することが出来るのはメリットだと思います。
その他にも
・精神的幸福感
・週7でも入れる
などなど上げればきりがないくらいです。
妊娠、出産で中々サウナ好きだった妻も今は子供が寝た後にサウナに入りリラックスしています。
自宅用サウナのデメリット
今のところはあまり思いつきませんが、ネットで調べたところ
・飽きて入らなくなったら邪魔になる。廃棄が面倒
という意見が多くありました。
正直サウナに20年近く入ってきましたが、サウナにハマる、飽きるというのは施設に出向くことに関してはあるのかもしれませんが、習慣化し生活の一部となっている為、飽きるという概念がないので、よくわかりません。
脱衣所の熱さ
設置して4か月経ち初めての夏を迎えた時に感じたのが脱衣所がやはりこもるのか、熱くなります。
なので、水風呂でしっかりと冷やすか、 サーキュレーターを置いたり窓を開けてクーラーが入るようにするかしないとです。
水風呂
また夏場になると水道水の温度がどうしても上がります。
これは地域により異なるそうなので、確認してみて下さい。
水道が26度までしか下がらない為、シャワーを浴槽内に入れ羽衣崩しで体感を冷やすか、水風呂を冷やすために保冷剤やメンソールなど体感を下げる工夫が必要になります。
私も現在色々と試しております。
しかしなかなかこれ!というものに出会っておらず色々試行錯誤しておりました。
が、ついに発見致しました。
それがエプソムソルトという塩です。
美容にも良いですね。
その中にミント、ストロングミントという種類があります。
使用方法はお湯、ぬる湯、水に溶かして使用します。300リットルのお湯が貯まる浴槽でしたら4,5杯が良いとの事。
効果は体感がかなりスースーになります。
お風呂上がりのスースーがすごいです。自宅の浴槽に5杯も入れたら、あらゆるところがスースーします。
そう、あらゆるところです。(笑)
その他にデメリットとして予想されるとすれば、
今後使用してストーブが故障、サウナ内の木の剥がれ、めくれが出てきた時の費用面や修理面などがどの位かかるかというのはあります。
サウナストーブをこちらで変更した場合はサウナメーカーでは修理不可になってしまうなどの注意点はあります。
自宅用サウナで気付いた点
色々設置してみて気付いた点です。
意外とロウリュしなくても良い
家庭用サウナはサウナ室内が狭いので、温度設定にもよりますがかなり熱くなります。
また温度も50度~120度まで設定できるため、100度近くになった場合はわざわざロウリュをしなくても
十分5分でも発汗は十分。
まあカラカラになるので、湿度を入れるため、または香りを出すためにロウリュは多少はやってもいいと思いますが、
またロウリュはメーカーにもよりますが、私の設置したサウナストーブはあまりバシャバシャロウリュしないように言われています。
サウナストーブは防水の加工はしてあるもののストーブのエレメントに水がついてしまうと長い目で故障リスクが高くなります。
温度の維持が難しい
サウナのスイッチを入れて30分くらいで80度になります。
設定も80度にしてあるのですが、どんどん熱くなっていきます。
ロウリュをするとさらに熱くなっていくので、2度目に入った時は100度~110度まで温度は上昇しています。
ロウリュ後なので、湿度もたっぷりあり7分くらいで滝のような汗が出ます。
自動制御機能もあるのですが、そこはあまり正確ではありません。
現在は扉を開閉したりして調整しておりますが、
ずっと一定の温度を維持するというのが難しいかなと感じました。
ととのいチェアーよりも
脱衣所にサウナを設置してますので、導線的に脱衣所にととのう用の椅子を用意しています。
有名なインフィニティチェアも良いですが、あくまでもアウトドアになってしますので、室内ですとオフィスチェアーも気持ちよいです。(使用後はしっかりと水分をふき取ること)
天板
家庭用のサウナは基本四角い形が多くストーブの真上にまっすぐの天板がついています。
また通気口もないので、中々熱の対流がありません。
私は天板のネジを前後で調整し斜めになるように設置し少しでも熱が流れるようにしました。
対流に関しては改造か対策をする必要があると思います。
施設サウナに行きたくなる
自宅サウナも申し分ないですが、慣れてくるとやはり広いサウナ、広いお風呂、水風呂、外気浴が欲しくなります(笑)
また騒音(他人の話し声、洗い場の音やかけ流しの音、ドアの開閉音など)も恋しくなります。
さいごに
自宅サウナは良い!
ちょっとしか時間がない時、家を出るのが面倒な時、サウナを1セットくらいにしようかなぁというときにスイッチ一つであとは待つだけ。
YouTubeを見たり好きな音楽をかけたりしながら自分なりのサウナタイムを楽しめます。
上がったらすぐ寝ても良いしビールを飲んでも良いし。
仕事の後も休日もサウナのある生活を是非一人でも多くの方に感じて頂きたいです。
サウニャーも国内サウナメーカーとタッグを組んで家庭用サウナの販売を開始しました!!
ご検討中の方はお気軽にご相談くださいませ。
まとめ
家庭内にサウナがあるというのは多幸感、好きな時に好きなだけ一人で入れるというのが、大きなメリットです。また自身の好みのサウナ空間をカスタムできるというのもうれしいです。