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水風呂の効果と入り方

投稿日:2020年3月28日 更新日:

サウナ―にとって水風呂は「水風呂の為にサウナがある」と言っても過言ではない存在。しかし中には水風呂が苦手って方も結構いると思います。サウナとセットで入ることにより、気持ちよさも血流的にも効果は増します。今日は水風呂の効果と入り方について説明しましょ~~

水風呂とは


多くの施設でサウナとセットでついている水風呂。
サウナ―の多くの方はサウナ後の上昇した体温をクールダウンさせる為に入ります。

むしろ水風呂の為にサウナに入ります。


また年配の方などはお風呂の最後に毛穴を締めるためにサッと入ってから上がるという方もいらっしゃいます。


しかし中には水風呂苦手、冷たすぎて入れない。
って方もいると思います。

実際にサウナ総研の日本のサウナ実態調査2019によると
水風呂に入らない方は過半数以上という結果も。

日本サウナ総研サイトより引用


今日はそんな水風呂が苦手や抵抗がある方に向けて水風呂に入る効果と入り方を説明します。
※無理はしないで下さい。


水風呂の温度設定


施設により温度設定はバラバラですが、
多いのは17,8度です。




中にはシングルまたは「グルシン」といって
10度未満の一桁台の水風呂を設置している施設もあります。

グルシンは寒いよ~~すぐ出ちゃう。けど破壊力は抜群



有名ですが、愛知と福岡にあるウェルビーでは
シングルの水風呂を設置していることで有名です。
5度の水風呂があります。
その他にも氷点下の水風呂もあります。

以下HPより引用

ラップランドの世界
北極圏に位置するラップランドでは夏の間は太陽が沈まず、冬の間には太陽が昇らない時間があり気温は心地よい0℃から、肺が凍るような‒35℃に達する地域です。 そんなサウナを身近で体験していただくため「ラップランド」をつくりました。

ウェルビー公式HP
https://www.wellbe.co.jp/


本来フィンランドではサウナの後に氷の張った湖に入ります(*´Д`)

交互入浴により血流の活性化を促します。

サウナと水風呂の温度差が大きいほどととのいやすいとも言われています。

水風呂の種類

水風呂にも水道水、ミネラル水(地下水)があります。
テントサウナの場合は川もあります。

スーパー銭湯などで多いのは水道水です。
水道水がチラーを通り温度が低くなります。

どうしても硬水になるので、普段のシャワーみたいな感じです。
また塩素の臭いがするのが特徴です。
しかし塩素は必ず入れないと行けないルールがあるので仕方ありません。

また厳密にいうと塩素自体が臭いのではなく人の汗や尿と混ざり匂いが強くなります。
なので人気のお店や掃除をこまめにしていないお店は特にこの塩素臭が強くなります。


一方のミネラル水はその施設にもよりますが軟水が多いので
肌触りが柔らかいです。これは中々口で説明するのも難しいので是非一度体験してみて下さい。


サウナ界で聖地と言われている
静岡の「しきじ」はこの水風呂が非常に評価が高いんです。
包み込まれるという表現をよく使われていますが、まさにその通りでした。
肌触りが柔らかい、やさしいというべきか。。


しきじに関してはこちら

水風呂の効果

水風呂の主な効果はこちら
・体調が良くなる
・美肌効果もある
・精神的リラックス

サウナで発汗し、体温が上がったのを急激に覚ます事で、
血管が拡張したり収縮したりして、血管がポンプのように働いて血流が良くなります。
サウナの後に水風呂に入ることを交互入浴法といいます。
あっためて冷やすを繰り返すことです。
それにより抵抗力や免疫力が良くなります。

また水風呂で肌を引き締めることで肌のたるみやしわがなくなり、また、血流の促進により血管が収縮することで新陳代謝が向上し美肌効果があります。




また最後に締めにサッと入る事で、湯冷めしにくくなります。

水風呂の気をつける点

サウナで一気にあげた体温を一気に水風呂で冷ますため、
かなり身体への負担はあります。

※心臓の弱い方は危険なので、サウナ後はぬるめのお湯やシャワーなどで汗を流し、外気浴、外の空気で自然に体温を冷める方法をお勧めします。


「ヒートショック」
急激な寒暖差によって血圧が乱高下し、身体に悪影響を及ぼすことを言います。交感神経が刺激され、血圧が急上昇し、心臓に強い負担がかかって心筋梗塞を引き起こしたり、脳内の血管が破れて脳出血などの脳卒中を引き起こす事があります。

そうならないためにもサウナから出た後は一気に水風呂に飛び込むのではなく、
足先から徐々に掛水をして慣らしてから水風呂に入る事です。



水風呂の入り方

広島「ふかわの湯」の水風呂(ミネラル水)

前項で書いた様に急にサウナの後に汗も流さず水風呂に入るのは
マナー的にも、身体への負担的にもお勧めしませんので、
必ず身体の汗を流してから水風呂に入る様にしましょう。

サウナのマナーに関してはこちら




水風呂の入り方ですが、
まずは掛水をします。


一気に頭からではなく、

1.足先
2.腰
3.胸(心臓)
4.頭

という順番で掛水を行った後に水風呂に入る様にしましょう。



足先でまず冷たさに慣れる事です。
その後負担がかからない様に心臓にもちゃんと掛けて、
水風呂に入りましょう。







入り方として後はゆっくりと入ると足を入れただけで一気に冷たく感じてしまうので、掛水をした後は

もう躊躇なく水風呂に入った方が良いで




掛水で寒さを感じるなら、サウナの時間が短いか、体温が上がりきっていない可能性があります。


サウナの入り方に関してはこちら




まとめ

水風呂の重要性と入り方が分かりましたか〜?
寒暖差が激しいので、気持ち良いけど十分気をつけて入る様にしましょう!!

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サウニャー
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中学生でサウナと出会いサウナ暦20年。 『サウナを日本人の習慣にする』という目標に向け、日頃サウナの色々な情報を発信しています。 サウナ初心者の方への魅力、マナー、入り方などの記事も書いてます。 広島のサウナはすべて行く予定です。広島のサウナ記事、是非ご覧ください。

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