本日は銭湯、スーパー銭湯、カプセルサウナの違いについてご説明します‼ご存じの方も多いと思いますが、ビギナーの方へご説明します
目次
はじめに
何故この記事を書こうとおもったのか!?
それは現在サウナブームが起こっており、ブログやSNS、サウナイキタイで皆それぞれのサウナに対する評価や口コミを投稿されています。
しかし中には銭湯にもかかわらず、外気浴、ととのいスペースがない!入れ墨の人がおる、などすべての温浴施設をいっしょくたんにされている方が散見されるので、ここで一度違いについてご説明しようと思った次第です。
銭湯とは
銭湯の定義
公衆浴場法によると銭湯は「普通公衆浴場」に含まれます。
「日常生活における保健衛生上必要な入浴のために設けられた公衆浴場」と定義されています。
今自宅にお風呂がないという方は少ないと思いますが昔は自宅にお風呂がない人の方が多く
毎日入る為、生活に必要不可欠な存在として地域毎に銭湯はありました。その為、水道料金は減免措置と補助金により実質無料で、さらに施設と土地の固定資産税はその3分の2が免除されています。
また銭湯に関しては都市にもより金額は異なりますが、入浴料金が一律で定められています。
サウナ利用に関しては別途100円という施設が多いです。
また銭湯の多くはボイラーでお湯を沸かす為、高い排気用の煙突があります。
銭湯の歴史は古く1266年にはすでに入浴料を支払う温浴施設が存在したと考えられています。
しかし現在は全国でも3900店舗まで減少。
家庭にお風呂が設置されたことと大型入浴施設(スーパー銭湯やホテルサウナなど)が料金が2.300円しか変わらず、
アメニティ、お風呂の種類、飲食休憩スペースなどの充実もあり銭湯離れが起きていることが問題となっています。
スーパー銭湯から通い始めて銭湯に行かれた方はスペースや人情あふれる感じ、入れ墨のある方など圧倒される方もいらっしゃいます。
銭湯の特徴
・入浴料が安い
・アメニティー(シャンプー、ボディソ)が浴室に無い為、持参するか番台、受付にて購入
・常連客が多い(特に開店直後)
・客層は年配の方が多い
・のれんのある施設が多い
・入れ墨、タトゥーのある方も入浴可能な箇所が多い
・駐車場が少ない(近隣住民がターゲットの為)
銭湯のサウナ
元々は毎日通う地元民がターゲットとしている為お風呂をメインとしており、
一部サウナに力を入れている施設もありますが、サウナは一応ついているという施設が多いです。
スーパー銭湯のように広いサウナが付いている施設は少ないです。
また露天も無いことが多くととのいスペースなど浴室内にベンチなどはほぼ存在しません。
スチームサウナ、塩サウナの施設も多くあります。
またサウナ内はマットが無い施設も多いので、マイサウナマットは持参しましょう‼
マッサージ風呂や熱めのお風呂と水での温浴交代浴を楽しみましょう♨
また自分で休憩するスポットを見つける、楽しむというのも銭湯の楽しみ方の一つでしょう!!
「真のサウナーとは
環境のせいにせず、どんな場所でも自分で気持ち良くなれるように持っていくことが出来る事」
初めて訪れる銭湯だとまず配置や温度などを確かめてどう交感神経を刺激すれば一番気持ち良くなれるかを考えて入ります(笑)
銭湯だと常連さんに話しかけられることもあります。これもちょっとした楽しみなんですが。
「昔は仕事の後デートや食事で街に出る前に銭湯でサッとひとっぷろ浴びて街に出たんじゃがね~」
と常連さんもおっしゃられてました。
サクッと入れる手ごろ感がせっかちな私にとっては良いんですけどね!寒い日などはスーパー銭湯より銭湯の方が温度設定が高い為、あったまる事が出来ます
スーパー銭湯とは
スーパー銭湯の定義
公衆浴場法にてスーパー銭湯は「その他の公衆浴場」の扱いになります。
銭湯のように料金は一律ではなく各施設が自由に設定できます。
その為、水道代の補助金などはありません。
1980年代中旬より全国にスーパー銭湯は出来始めました。
現在は全国で2万件を超える数があります。
銭湯の5倍を上回る数です。
大きな敷地を要するため、地方だと郊外にある事が多いです。
また繁華街ですとビルの3フロアを使っている施設もあります。
スーパー銭湯の特徴
・施設が大きい(浴室も駐車場も大きい)
・お風呂の種類が豊富
・アメニティーが充実している
・飲食がある
・休憩スペースがある
・入れ墨、タトゥーのある方は入店できない
・若者グループなど大人数で来る方が多い
スーパー銭湯のサウナ
スーパー銭湯はほぼどこの施設にもサウナが付いています。
メインの高温、遠赤外線の他にミストや塩サウナがセットになっていることが多いです。
またサウナ室は広く10人~15人スペースは確保されています。
テレビが付いている所も多く。
最近のサウナブームで熱波を行ったりフィンランドのロウリュを行うサウナを取り入れている施設も増えてきました。
水風呂もセットで完備してあります。
またデッキチェアーも用意され休憩出来るようにしてあります。
サウナがメインの方はスーパー銭湯の方がサウナ⇒水風呂⇒休憩までがちゃんとあるスーパー銭湯を好まれる方が多いと思います。
そして入浴後に施設内でビールとおつまみ、やガッツリ定食なども食べられるのは一度にすべて済ませられるので、うれしい点ですね。
また施設によっては休憩スペースや漫画などが置いてありゆっくり一日過ごせるようになっています。
休日にのんびり過ごすならスーパー銭湯を選ばれるでしょう。
今の若い方はスーパー銭湯から通い始めた方が多いんじゃないですかね。
カプセルホテル&サウナとは
カプセルホテルは大阪のニュージャパンが初めて日本で開業した簡易宿泊施設です。
やや小さめの個室に簡易ベッドがありテレビなどがあります。
ホテルとサウナ施設が併設されている施設になります。
ビジネスホテルよりも料金が安く抑えたい方に人気の施設です。
また施設内には飲食があり、休憩スペースなどもあり充実した施設です。
カプセルホテル&サウナ の特徴
・宿泊料金は安い
・繁華街や駅近くにある
・日帰り入浴は割と高めの値段
・男性専用の施設が多い
・タオルは使いたい放題
・髭剃りや歯ブラシなどのアメニティは豊富
・サウナは広め
カプセルホテル&サウナのサウナ
広いサウナ室に水風呂、内湯がある施設がほとんどです。
サウナも高温、ミスト、スチームなど種類豊富にある施設が多いです。
サウナ室は昔ながらのテレビがあり明るく高温のカラカラサウナがメインです。
施設によっては露天もあり、ちゃんと休憩スペースもあります。
スーパー銭湯に比べるとお風呂の種類は少ないものの
サウナ室は大きくととのいチェアーなどは多く配置されている印象です。
まとめ
各施設の違いを簡単ですが説明してもらいました。それぞれの施設に良さがあります。しかしターゲットはそれぞれ異なるので、銭湯にととのいスペースなどはありません。値段はスーパー銭湯、カプセルホテル&サウナの方が高い入浴料になります。目的により施設を使い分けるのが良いと思います。それぞれ良さは異なるので。